vipabc英会話の体験レッスンを受けてみました

DMM英会話を2年ほど続けています。

morningactivity.hatenablog.com

 

十分に満足してるのですが、まだしゃべり足りないという感じが最近あり、英会話カフェに行こうか、スクールも検討しようかなどと、英会話に関する情報を集めていました。

 

継続できるオンライン英会話「vipabc」

そんなある日、何気にニュースサイトを見ていると、vipabc英会話についての記事がありました。

toyokeizai.net

特徴として以下のように書かれていました。

  • 講師全員ネイティブ
  • 講師の質が高い(教える資格を全員が保有
  • 続けられるよう、日本人のサポートがついている
  • Skypeを利用せず、独自の通信環境を開発、提供している
  • 365日24時間のレッスン提供

 

 

興味がわき、体験レッスンを受けてみることにしました。

ちなみにこの段階では料金体系は一切分かりません。

個人的には、必要最低限の情報が隠されているサイトは好ましくありませんが、どのようにサポートしてくれるのか、また講師の質が高いとはどういう状態かというのも体験してみたく申し込みました。

 

体験レッスンの予約

ネットから予約です。

この際若干抵抗があったのが、電話番号入力です。

それでも電話番号を入力すると、15分後くらいに電話がかかってきました(希望日時は入力していません。土曜日の午後です。)。

日本人の男性の方からでした。Aさんとします。

あまり対応に慣れていないようで聞き出し方がお上手ではなかったので、こちらから必要そうなことはお話ししました。聞かれたことは以下のことです。

  • 体験レッスンの希望日時
    ちなみに、11時~21時までしか対応してもらえません。
  • 受講時の環境
    PCでWindouws10ということをお伝えしました(スマホはアプリのインストールが必要とのこと)
  • 体験レッスンに申し込んだ動機
    旅行に行ったときに困らないように、と回答しました。
  • 体験レッスンに教材を利用するが、どんなシチュエーションが良いか?
    旅行中のレストランで、と回答

他にはありませんか?と聞かれ、ちょっと待て、という感じです。

当日はどうしたらいいの?

  • PCを立ち上げて待ってもらえれば、こちらから電話をしますので、その際に指示しますとのこと。

そういう仕組みなのですね。

 

ここまでで感じたのは、電話で応答なんて面倒すぎる、ということです。

聞かれたことぐらいならメールやフォームで回答できるのに・・・というもの。

電話でなければならなかったやり取りやサービスは感じませんでした。なので余計にそう感じるのでしょう。

ちなみに、慣れている感じは受けませんでしたが、対応は良い方でした。

 

聞かれていないけど答えたのは、自分のレベル(初心者であること)、具体的なシチュエーションの回答。

私自身は始めましての先生はフリートークにします。

そこで、相性が合うかどうかを判断します。それで大丈夫そうなら教材を使ったレッスンも選択するので、今回もと思ったのですが、フリートークは選べないとのことでした。

旅行中のレストランでの会話の教材はあるようでしたのでそれでお願いしました。

体験レッスンの時間は45分~1時間とのことでした。

 

前日に確認の電話がありました・・・

これは、本当に不要なのですが( ^ω^)・・・

 

 

体験レッスンは約15分

時間通りに前述のAさんより電話がありました。

サービスへのログインの仕方を微に入り細に入り丁寧に教えてくれようとしましたので「PC,ネットの知識は多少ありますので」とお伝えし、さくっとログインし、画面までたどり着きました。

 

ホワイトボードのような画面が大きくあり、左上部に先生の画像、左下部にチャットボックスがある画面でした。

 

日本人スタッフの方と交代して先生の登場です。

南アフリカ出身の男性の先生です。南アフリカはネイティブの国ですね。

感想から言うと、とても良い先生でした。そして結局自己紹介(ほぼフリートーク)になりました。

フリートーク中にレベルがテストされていました。発音や文法のミスも丁寧に教えてもらいました。

 

レベル判定は想像通りの初級。ちょっと判定が厳しめかなとは感じましたが私が弱い部分を的確に指摘してもらいました。

先生や体験レッスンには満足です。

 

説明がちょっと長かった

つまり、体験レッスンの45分~1時間というのは、実際に先生と話すのは15分、残りの時間はサービスの説明ということです。

だいたいのサービスはvipabcのホームページを見ていただくとして

www.vipabc.co.jp

私が疑問に感じたことを書きます。

  • 先生はどうやって選ぶの?

先生はvipabcのマッチングシステムで設定(特許取得?しているシステムだとか)。

生徒一人ずつのレベル、興味などに合わせてマッチングされるとのことです。

 

  • レッスンにフリートークはないの?

基本のレッスンスタイルは教材を使用したグループレッスン(6名まで)。

マンツーマンのレッスンは金額が高めに設定されているそう。

 

  • 自分ばかり話す生徒さんがいたらどうするの?

ここが面白いと思ったのですが、生徒同士の評価も行えるようで、評価を低くつけた生徒とは2度と同じレッスンで合うことはないそうです。先生の評価だけでなく生徒同士も評価しあうということです。

これは、疑問でもあったのですが、基本的に人って嫌だなと思う人はそんなに変わらないので、皆から低く評価を付けられた人が出てきたらどのように対応するのでしょう?マンツーマンレッスンを勧めるのかな?

 

始めに伝えてほしい金額

  • 週何回くらいレッスンを受講できるか
  • 現在のレベルと望むレベルまでのレッスン回数

を計算してくれると私はだいたい200回近く必要でした。

そこで、金額を出してくれるのですが・・・

12カ月140回プラン:約30万円、1回約2300円

ということでした。

それは、それはかなり高くないですか?事前に、vipabcの体験を受けられた方の丁寧に書いてあるブログを拝見し高めだとは想定していましたが、それはちょっと・・・。

ここで、すでに体験レッスンスタートから50分ほど経過していました。

私は、「イイものには金の糸目はつけないぜ~」とまでは言えない人間なので、さすがにちょっと難しいと感じました。

というより、それ、最初に言おうよ~。私もそれなら始めるの無理って言えるし、体験レッスン受けないし、Aさんの手間も省けるし・・・。

 

お金は全部じゃないけど重要な要素です。それを最後まで提示しないと結局会社の損失だと思うんですよね。

どれだけ講師の質が良い、サポートがついていると言われてもなかなか難しい金額でした。

 

それでも、こんな人にお勧め

オンライン英会話にしては、非常に高額ですが、もちろん理由があってのことですね。

こんな方にはお勧めです。

  • 英語のレベルがかなり高くて、いろんな意味で極めたい方

ビジネスや研究で必要だというような方、趣味でも極めたい方にはいいと思います。体験レッスンのみですが、先生も感じがよく、きっと教え方もかなりしっかりしている印象を受けました。

初心者レベルの人間が受けてもあまりその良さを享受できるとは感じませんが、上級者であれば、ネイティブの方の発音や資格を持っているというところを自分の英語力上達に存分に活かせると思います。

 

  • とにかく英語学習が継続できない方

こちらのサービス、日本人スタッフのサポートが2名もつくそうです。

もしもさぼり気味だったら電話がかかってくるそうです(笑)続けられるよう、丁寧にサポート、コーディネートしてもらえるようです。面白いサービスですね。

何をやっても続かないという方は一度チャレンジしてみるのはお勧めできます。

 

ちなみに、初級レベルで、継続できる私はどちらにも当てはまらないので、今のところは見送ります。

上級者になったころには受けてみたいサービスではあります。

 

疑問に思った点 レベルの上がる回数について

1点だけ疑問に思いました。

現在の私のレベルは3(初級)と判定されました。5から中級。目指すゴールをレベル6と設定しました。

そこまで上がるには約200回のレッスンが必要だと言われました。

1回45分のレッスンとは言え、グループレッスン。当然一人当たり話す頻度はマンツーマンより下がります。

 

私が英会話を始めた2年前は確実にレベル1でした。2年間ほぼ毎日行っていてレベル3にしかならなかったのに、たった1年程度でレベル6になるのか?ということです。

レッスン回数とレベルアップのサンプルが中国や台湾の方だということです。

国民性の違いもあるし、発音は、中国語の発音の中から英語の発音のものを選んで発音すればいいけれども私たちはないところからできるまでやらないといけない。英語と中国語の文法も似ているようだし・・・。この差も大きいと思うんです。

日本人には当てはまらない基準ではないかと思いました。

 

あと、考えられるのは最初の体験レッスンでの評価がかなり厳しいか独自の評価システムで生徒さんの評価は甘めにしているのか・・・。

 

講師の質の高さと生徒が勉強する頻度や時間は比例しません。

結局どれだけ自分で勉強するかが語学は大事です。それで、この回数でこのレベルの上がり方は疑問でした。

 

仕組みが複雑すぎるゆえの高価格

いろんな仕組みを用意されているのですが、複雑すぎて面倒だという印象を受けました。

それでホームページに金額も出しにくいのだと思いますが。

ネイティブの先生方もそうですが、日本人スタッフの方も時間も手間もかかっていそうです。

そして、独自の通信システム。

もちろんSkypeがダウンしたら使えないというリスクがありますが、自社で通信環境を開発することで、開発費、維持費、サーバー代などいろんなものが料金の中に含まれるわけです。

これらのサービス内容を考えると、高価格は当然の結果ではありますが、私自身が今は必要としていないと判断しました。

 

 私が中の人だったらこう改善したい

  • 概算でいいから金額をホームページに書く
  • 体験レッスンの内容もホームページに書く(先生と話す時間は約15分、サービスの説明に30分~45分必要)
  • 体験レッスン申し込みはフォームに基本的なことを書いてもらう。その後だいたいの金額を計算してから電話をする。
  • 確認の電話はしない
  • 休まない仕組みをもっと丁寧にホームページで説明する、お客様の声も一緒に掲載する
  • 独自の通信システムだからできることをもっと伝える
  • ネイティブ、資格があるとレッスンがどう違うのかというのを分かりやすく伝える

などでしょうか。

 

日本でどれくらい広まるかは不明ですが、全体的な印象はとても良かったので、頑張ってほしいと思っています。

 


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